講師インタビュー

講師インタビュー:吉原進先生(その2)

2年ちょっとで、延べ2400人の受講者に講義をされてきた吉原先生。まさにシニアライフカウンセラーの人気キャラクターである先生のお話の続きです。

第二弾の今回は、吉原先生がシニアライフカウンセラーの必要性について、がメインテーマです。あなたが、地域の人や大切な人に本当に必要とされるということをお話ししてくださいました。

「元気なシニアがシニアを支える」

私は、これからの高齢化の中で「元気なシニアがシニアを支えて」って講義のなかで言っています。このシニアライフサポート協会、相談は無料です。「無料で相談にのりますよ」といってもここまで出向いてこれない人だっていますし、逆に悩みを持っている人たちがみんなこの札幌の協会に相談にきてもなかなかしっかりと相談に対応できるものでもない。

そうすると、身近なところに。例えば町内会会長だったり、マンションの管理組合の役員だったり、いろんな団体グループの中で知識を持っていただいて、いわゆる「前捌き」をしていただく。「こういうことに困っているんです」というのを聞いて。

まず、どこに相談にいっていいのかわからない人が多いわけですよね。市役所なのか、弁護士なのか、税理士さんなのか。

自分ですべてを解決するっていうのはなかなか難しい。ただ「こういう問題なら、ここにいったほうがいいんだよ」「これなら市役所にいって相談すれば用足りるよ」と、捌きをする知識を持った人が地域にいることは、これからの高齢・超高齢の社会の中で非常に有意義じゃないかと思うんです。

多くの人たちが、こんな理由で講座を受けている

で、最初13人の講座だったのが、去年おととしでは81人の定員を超えるようなくらい集まって。そんな中、受講者に書いてもらっているアンケートを見てみたんです。すると、自分のため、あるいは両親のことで知識を身に付けたい、というような人が多かった。7割8割はそのような人たちでした。

あとは、シニアに実際に接している人。たとえば介護の現場の人などですね。このあたりが2割近い。

そして、純粋に「カウンセラー」になるために受けている人は、およそ1割といったところです。地域の中で相談も受けるし、そういう立場を意識してカウンセラーになりたい、という人たちですね。

ただ、述べ2千何百人という受講者のアンケートをみせていただいて、「やってよかった」「知らないことを知ってよかった」「こんな制度もあるんだ」ということを感じている人が多いという印象を受けました。 


次回、吉原先生の講座で「これ、知らなかった!」と受講者から言われた内容をお伝えします。
あなたも知らないことかもしれません・・・。お楽しみに!

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