講師インタビュー

講師インタビュー:吉原進先生(その1)

シニアライフカウンセラー養成講座では講師だけでなく全体の司会進行やまとめ役などもやっていただいている吉原進先生のインタビュー記事、第1回目をお届けします。

初回は、吉原先生がシニアライフに携わるようになったきっかけや、養成講座との出会いなどについてお話を伺いました。

保険代理店時代の経験からFPへ

私、今69歳なんですよ。もともとは道警の事務職員をやっていました。

60歳で定年なので、そのあと第二の職場が保険代理店だったんですね。そのときにいわゆる警察関連、OBの方がお客さんだったりして、ご夫婦でいると先に旦那さんがなくなるというケースが多いんです。

すると、一週間ほどたったとき頃合をみて奥さんのほうにご主人亡くなったんですね、とこちらから電話を入れるわけですね。

やっぱり亡くなって奥さんが気落ちしているのもあるし、そういう中で電話を受け取ったら「またなんの電話だ」みたいな感じで最初は取られるんですけど、元々ご主人と同僚だったとか、一緒に職場で仕事したんだよ…という話をすると少し安心されるんです。

そこで保険の話に入るのですが、ご主人の亡くなり方によって、怪我が原因で入院してたら傷害保険が出るとか、あるいは亡くなる前に入院していれば当然医療保険とかの保障がついている、病気であれば医療保険がまた違う形で保障されているかもしれない、とそういう話をするとですね、奥さんの方は亡くなったあと考えることもいろいろあったりして、実は相続のことだとか、保険以外のいろんなことについて相談を受けることも結構あったんです。

その時には、私はあまりシニアライフ的な知識っていうのは持っていなかったので、少し勉強して、丁寧なご説明ができればいいな、と思っていた時に出会ったのが、ファイナンシャルプランナー(以下FP)だったんですよ。

3年かかってCFPまで取得。そして…

ですから私、FPの学習は63歳からなので、今69歳ですけど6年くらい前から勉強しました。それでたまたま「AFP」というFP協会資格で、国家資格でいうと2級なんですけど、それを取りたいと思って勉強したら、半年後の次の試験に受かったんですよね。せっかく勉強して投資したのにコレで終わるのもちょっとなーと思って、さらにその上級の「CFP」をチャレンジしようという気になって、引き続き勉強したんです。

CFPっていうのは国家資格でいうと一級なんですけど、他と結構レベル差があって難儀しました。6科目合格するのに、1年に2回の試験を5回受けたので、ほぼ2年半。ですからFPの学習をはじめて3年後にCFPっていう資格まで取ることが出来た。

で、そのときに第二の職場も退職したんですよ。CFPの登録、国家資格の一級に登録された。そのころに、たまたまシニアライフサポート協会の代表と出会って、FPの資格あるんだけど、何かお手伝いすることありませんかね?とお話ししたんです。それがちょうど2014年の10月末だったんですよ。

で、そうしたら代表はぜひ講座をはじめたんで、ぜひ手伝ってくれって話になって。当時初級のAもBも区分もないままに初級ってのを一回やって、最初13人だったんですね。

その後11月末にもやるってなって、11月から講師やってよっていうことになって、最初は講師をやるだけだったんですね。その時に行政書士で講座の立ち上げから関わっていた方が全体調整をしてたんですけど、その人も事情があって抜けたので、その後いわゆる講座の総まとめみたいな現場、講座やる日の司会進行、自分の担当の講座をする、となって、現場責任者のような立場になって今までずっと来ています。だから、2年ちょっとでのべ2,400人くらいの受講者さんとお会いしているような感じです。


まさに「シニアライフカウンセラー養成講座の顔」とも言える吉原先生。とても興味深いお話を伺うことができました。次回も興味深いお話が続きます!

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