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生涯あんしん交流サロンのページがオープンしました

「生涯あんしん交流サロン」は、シニア世代をはじめとする地域の方のたちの生涯学習や地域交流、楽しみの場として、またシニアライフカウンセラーの資格認定者にとっての活躍の場として、皆様にご利用をいただいているサロンです。

新たに開設したこちらのページでは、主に生涯あんしん交流サロン大通のイベント情報を中心にお届けしています。ぜひご覧ください。

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『プラまな』プラチナシニア倶楽部会員限定企画

『プラまな』は、共に学ぶをコンセプトに会員による会員のための講座です。
「シニアライフカウンセラー養成講座」で学んだ内容を、より実践的に「ゼミ形式」で一緒に勉強していきませんか?
有志会員がテーマを決めて講師を行っています。

今回は、講師2名によるプラまなです。
12:00〜13:30は受講者同士、各自持参のランチを囲んでの会になります。各自ランチをご持参ください。

講師
プラチナシニア倶楽部会員:本田陪照、福田雅志

会場
シニアライフサポート協会

開催日と内容

2017/7/14(金) 時間 10:00~13:30
・相続について
・経済問題
・コミュニケーション

受講料 テキスト代600円(初回のみ) 2回目以降資料代200円

2017/7/26(水) 時間 10:00~13:30
・相続について
・経済問題
・コミュニケーション
受講料 テキスト代600円(初回のみ) 2回目以降資料代200円

シニアライフカウンセラー限定!「見守り事業を考えよう」

「カウンセラーの資格を活かしたい!」「活かす場を作るにはどうしたら良い?」から定期的に考える会を行うことになりました。
見守り事業を中心として、シニアライフカウンセラーの活動の場を創設しましょう。興味のある方は是非ご参加ください。
ランチ持参は各自自由です。

毎週木曜日の定期開催です。
木曜日が都合悪い方や説明を最初からお聞きになりたい方の為に、土曜日開催も検討しています。お気軽にお問い合わせください。

担当
上級シニアライフカウンセラー・プラチナシニア倶楽部会員 小松 浩蔵

参加費
資料代 初回500円、2回目以降200円 (※申し込み前日17:00まで)

開催日
2017/7/6(木) 時間 12:00~13:30
2017/7/13(木) 時間 12:00~13:30
2017/7/20(木) 時間 12:00~13:30
2017/7/27(木) 時間 12:00~13:30

会場
シニアライフサポート協会

講師インタビュー:吉原進先生(最終回)

前回の吉原先生の、具体的なお金に関するお話。まだ読んでいない方はぜひ見てください。かなり重要な内容でした。あなたが損するかどうかの瀬戸際かも・・・
前回のお話はこちら

では、吉原先生のお話も今回が最終回です。ファンが多い吉原先生、ぜひあなたにも直接お話を聞いていただきたいです!

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講師インタビュー:吉原進先生(その2)

2年ちょっとで、延べ2400人の受講者に講義をされてきた吉原先生。まさにシニアライフカウンセラーの人気キャラクターである先生のお話の続きです。

第二弾の今回は、吉原先生がシニアライフカウンセラーの必要性について、がメインテーマです。あなたが、地域の人や大切な人に本当に必要とされるということをお話ししてくださいました。

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第6回 えっ、書く必要のない遺言書

こんにちは、行政書士の小松です。前回に引き続き、相続手続きの流れをご説明致します。

直筆証書遺言書の欠点と問題点の整理

前回、直筆証書遺言書の欠点・問題点をいくつかお伝え致しましたが、例を挙げ出すときりがありませんので、代表的なものだけを以下に取りまとめてみました。

  • 遺言書の保管場所(隠し場所)が判明せず、その存在にさえ気付かれない場合がある。
  • 遺産分割終了した後に遺言書が発見され、遺産分割の話し合いが蒸し返される場合がある。
  • 家庭裁判所での「検認手続き」が必要となり、遺言書内容の把握までにも相当の時間が掛かってしまう。
  • 書き替え、改ざん、故意的隠滅が行われる危険性が生じる。
  • 本当に本人の意思で書かれたものか疑問が残り、相続人間でトラブルを起こす場合がある。
  • 家庭裁判所の検認で「正式な遺言書」としての存在を認められない場合がある。
  • 法定相続人の遺留分に配慮した内容にしておかないと、家族のトラブルを招く危険性がある。などなど・・・

以上を大きく分類すると、「保管場所」「時間の浪費」「真意の信憑性」「文章の正確性」。そして、重要なのは「ご家族へ対する思いやり」なのかもしれません。

とても厄介な遺言書の「保管場所」の問題

 

直筆証書遺言書は、要式(法律効果をもたらす正確な書式)を満たすことが必要であることも然ることながら、もっと厄介な問題はその「保管場所」となります。

折角、遺言書を一生懸命書いたところで、死後にご家族に発見されないと、全くもって意味がありません。

だからといって、日頃から目立つような所へ置いておくと、亡くなる以前にご家族が勝手に遺言書の封を開けて中身を見てしまう危険性が生じてきます。

( お掃除の最中、ご主人の書きかけの遺言書を見つけてしまった奥様。「私のために書いてくれているんだわ!」と大喜び。

その日以来、態度がとても和やかとなり、いそいそ晩酌のおつまみも運び込まれ、お酒をニッコリ注ぎ足してくるようになった。といった、落語のような逸話もあるにはありますが・・・)

大概、遺言内容を読まれた場合、その内容に不満や愚痴を訴えられて内容の変更をして欲しいとせがまれるといった、とても厄介な状況へと発展してしまいます。こうなってしまうと、本末転倒。

遺言書で達成すべき本来の「目的」を完全に見失ってしまう危険性が生じてしまうのです。

こんなに便利!公正証書遺言書の大きな特典

ここからは、公正証書遺言書の利点について直筆証書遺言書と対比しながらご説明を続けましょう。では、ここで恒例。皆さんへのご質問です。

公正証書遺言書の場合も、やはり自分で遺言内容を紙に書かなくてはいけないのでしょうか?

「公正証書遺言というものがあるが、費用が掛かってしまう」ということは、皆さんも良くご存じだと思います。しかし、その費用の「対価」。メリットがどんなものであるか知らなければ、選択することが出来ないとおもわれますので、ここでその「対価」とは一体何なのか?その点についてご説明しようと思います。

  • 公正証書遺言書を作成する際の事務手続き

まず、公正証書遺言書を作成する場合は、下記の2点についての資料が必要となります。

①  被相続人と遺産を相続させたい指定相続人の住民票やその関係を示す戸籍謄本類。

②  相続をさせたい財産価値に関係する資料。

これらを収集又は作成したものを、公正役場の受付の時に提出することが必要です。

上記のような面倒な手続きは多少ありますが、しかし、公正証書遺言書の作成は、特にご高齢者やお体のご不自由な方にとって、最も便利な「特典」のある仕組みと言えます。

その「特典」とは、遺言書の文章を自分で書く必要がないということです。直筆証書遺言書では、「全文を直筆で書かなければならない」という面倒で手間の掛かる非常に「厄介な問題」を抱えている点については、これまでに何度もご説明をしてきました。

有難いことに、公正証書遺言書はこの問題を完全に克服してくれるのです

簡単にご説明をすると、公証役場で遺言書を作成する場合、2つの方法があります。

① 被相続人ご自身が公証役場へ出向いて直接受付を行い、役場の職員と面談しながら自分の希望する遺言内容を「口頭」で伝えて遺言書を作成して貰う方法。

ところが、いきなり公証役場へ出向いても、些か次のような問題が生じてしまいます。

役場の職員とは初対面。緊張のあまり「自分の本意」を上手く伝えることが出来ない危険性が生じます。又、相続財産の内容を詳しく正確に説明するためには、下準備をしておかないとスムーズな作業を終えることが出来ません。

② 士業を介して下準備を終え、公証役場では被相続人の最終的な「意思確認」のみを行う方法。

私達士業は、公証役場へ提出する必要書類の収集や詳細な相続財産目録作成、遺言の原文作成などを代行しております。  被相続人とは充分に時間を掛けて面談をさせて頂き、被相続人のお気持ちやご意向に合わせた文章にまとめ上げます。

勿論、ご本人が納得のいくまで何度も作り直しながら、法律的な要件を満たす文章となるよう公証役場との最終調整まで作業を行います。

どちらを選ぶにせよ、被相続人は遺言の文章をご自分の手で書く必要は一切なく、公証役場で作成された書類にご署名と捺印をするだけで公正証書遺言書は完成されます。

* 被相続人が介護施設や入院されていて公証役場に出向くことが出来ない場合は、公証役場職員が出張の上で面談を行ってくれます。

手書き方法で法律要件を満たす正式文書を一気に完成させることは、一般の方にとっては極めて困難で労力が必要な作業となってしまいます。

ワープロやパソコンで作成可能であれば、文章の追加や訂正などは、意図も簡単に出来るのですが、直筆の場合は簡単にはいきません。

「下書き」から始まり完成された文章へとまとめ上げるには、それ相当 の時間とそれにも益して「完結させる気力」が絶対条件となってきます。その時間や手間を想像すると、公正証書遺言作成に多少掛かる費用については、その「対価」として十分に納得が出来るものと思います。

「本当に本人の意思によって作られたのか?」

法定相続人の間で疑惑が起こった結果として、大きな相続トラブルへと発展する危険性を孕んでいるのが、直筆証書遺言書の大きな欠点とも言えます。

しかし、公正証書遺言書では、公証役場職員が最終的な遺言意思の確認と同時に、被相続人の法律行為を行う能力チェックを面談確認した上で遺言書を作成するため、対外的にも非常に信憑性が高く、先のような問題発生を完全に否定してくれます。このような観点から公正証書遺言書は、家庭裁判所に持ち込んでの検認手続きを受ける必要がないのも特徴的な点です。

つまり、法定相続人へ余計な時間や面倒を掛けることなく、スムーズに相続手続きを行えるのです。

多少費用は掛かりますが、世の中で一番で安全かつ簡単な遺言書の作成・保管方法と言えます。それでは次回では、相続手続きの流れについてのご説明に戻ります。

第2回 驚愕の事実「超高齢化社会」に待ったなし!

2016年6月30日付け北海道新聞の第1面に国勢調査速報についての記事が掲載されました 。その衝撃的な見出しは、65オ以上、4人に1人超」(全国平均)という記事でした。

北海道の高齢者人口の割合(高齢者割合)は、全国平均と比較してもご想像のように出非常に高く、実に道民口人の約3割にも到達しようとしています。

国勢調査の結果内容をもう少し詳しくご紹介致しましょう。

将来的にも歯止めが利かない「高齢者割合」の上昇

皆さんも良く耳にされるように少子化が急速に進む現本在。の全日国的に見ても総人口の減少に伴「高齢者割合」はこれからも益々上昇を続けてしまいます。

統計学的には、2035  年(約18年後)での「高齢者割合」は、日本の総人口の約33.   4 %にも到達してしまうことが予測されております 。

それは、国民の 3 人に 1 人が 65オ以上の高齢者となる危険な社会構造となることを意味します。

その後2042(約25年後)年を起点として、高齢者人口の増加はようやく落ちつきを見始めますが、もともと出生率が落ち続けている日本では、「高齢者割合」を算出する際に「分母」に用いる総人口が一気に  増える見込みがありません。

何とか少子化にストップをかけなければ、2060年には「高齢者割合」は約40%にまで達する予測となっています。そこまで、考える必用もないのかもしれませんが、43年後には全国民約2.5人に1人の割合で65才以上の高齢者という恐ろしい現実が待ち受けているのです。

2010 年以降、生産人口も一方的に減り続けている「その先の世界」とは?

「少子化現象と高齢者率の上昇」その先には一体何が・・・
掛かり付けの病院で亡くなることも許されなくなるのかも?

少子化現象は、社会経済やその構造、家族間のコミュニケーションの変化などが複雑に絡み合いながら生み出されている現象です。その有効かつ即効性のある解決策は今のところ見つかってはいませんが、差し当たって私達の老後生活に深く関わり合いを持つことは明らかです。

その影響を顕著に感じたのが、数年前に亡くなった私の母の身に生じた「終の棲家」の問題でした。

この時の経験以来、「人は(交通)事故以外で亡くなる場所は病院」といった、私のかつての既成概念は大きく覆されたのです。

ご承知の方も多いと思いますが、少子化による日本の財政難の影響は、社会保障費削減へと目を向けられ、今や医療費抑制や病院経営維持のために患者の入院期間を極力3ヶ月以内に制限する病院が増加してきております。

入院初期は心臓病を患い入退院を繰り返していた私の母も、ある時点から軽い認知症も併発し、常用的な介護が必用となり、とうとう長期的な入院生活を送る様態へと変化してしまいました。

そのような状況ともなると、ご多分に漏れず病院側から他の病院又は介護施設への移転を勧められ、様々な病院や介護施設を紹介されました。しかし、心臓病のことを中心に考え、違う病院を選択した場合でも3ヶ月後にはまた移転先を見つけなければいけません。

何度となくケアマネージャーと相談し、どの施設へ移転させたら良いのか決めあぐんでいた時、紹介されたのが某病院でした。この病院では、病院長の方針により3ヶ月以上の長期的な入院をも認諾し、引き受けてくれているというのです。

私と家族は諸手を挙げてこの病院へと飛びつきました。こうしてこの病院へ移転後1年程で、母は不自由なく静かに永い生涯の終止符をこの病院で迎えることが出来たわけです。

私と家族はとても幸運でした。もしあの時、結果的に「終の棲家」となった病院のご紹介がなかったら・・・そう思うと正直ゾッと致します。何度も病院を転々と移転させられていたでしょうし、その間、母の容態も急変していたかもしれません。又、移転の度に私達への負担はかなり大きなものとなっていたでしょう。今更ながら、当時の担当ケアマネージャーへ感謝の意を称したいと思います。

また、少し違う確度からではありますが、病院へ対して不安を抱いた経験があります。義理の祖母は、高齢で自立生活が全く出来ないため介護施設で暮らしていました。

いよいよある日、体力の低下から「胃ろう処置」をすべきか介護施設から打診を受けた時の話しです。家族会議の結果、「胃ろう処置」をして貰う事に決定となったのですが、ところが、その処置が行われる数日前、祖母の様態は急変して緊急病院へ搬送される事態となったのです。

色々な検査と点滴が施された後、家族が揃った面前で担当医からの説明がありました。

「今回の急激な衰弱は特定した病気によるものではなく、老衰から生じたものなので何も処置することが出来ません。このまま経過を観て頂くしかなく、つまり、入院して頂く事も出来ないということです。」

正直、家族としてはこの先どう対処したら良いのかショッキングな内容でした。介護施設のスタッフの方か らも緊急事態の再発を恐れて入院させて欲しい旨を懇願して頂いたのですが、やはり対応しては貰えず、結局、介護施設へとトンボ帰りで搬送され、「胃ろう処置」もされることなく、数日後に介護施設で生涯を閉じました。

病床に限りがあることなので、病院の対応は致し方ないと十分承知しておりますが・・・

今後は、日頃から最終的に静かに生涯を閉じることが可能な「居場所」も想定しながら、その情報を集め、病院も選択していかなければいけないのかもしれません。

最期の「居場所」の選択

ご存じのように負債大国日本では、比較的安価に介護生活を暮らせる施設「特別養護老人ホーム」(以下、「特養」と表記)を増やしていける見込みは現実的に言っても「皆無に等しい」と言えます。

そして、現在でも「特養」入居を希望する待機者は大挙の列を成し、更に相まって、医療の進歩が日本人の平均寿命を押し上げ続けていることから、「特養」の入れ替わりサイクル期間は、より一層延長化されることが現実として起き、私達が老後生活を迎える頃も「特養」へ入居することは、極めて困難な状況であると推測されます。

反面、「特養」の件数不足を埋めるようにサービス付き高齢者向け住宅については、政府の建設補助金制度などの後押しもあり、近年の新築並びに登録件数については、次の図が示すように右肩上がりに増加しています。

サービス付き高齢者向け住宅の定義と登録状況

最近では、提供されるサービス内容に関しても施設毎に工夫が凝らされ、充実したシニアライフを過ごすことを可能とした物件も現れ初めています。

しかし、問題なのは、やはり「利用料金」。その一言に尽きるのではないでしょうか?

(上図 国土交通省 住宅市場の調査報告書より抜粋)

現時点でのご高齢者は、高度成長期やバブル時代を経てきており、生活資金のストックに余裕がある方も非常に多く、毎月高額なサービス付き高齢者住宅費用を難なくお支払い可能な方も多いことでしょう。

しかし、問題は次世代。

長期的な経済低迷期を経て辛酸を舐めてきた方が多い世代へと移り変わった時、果たして、現時点での高齢者と同様な生活スタイルで暮らすことが可能なのでしょうか?

一般的に考えて、年金収入しかない老後生活を支えて貰う最期の砦となるのは、「子供」ということになります。しかし、現代はその「子供」が存在しないご夫婦が年々増加しています。

「子供」が存在していたとしても、昨今の社会情勢の煽りを受け、非正規雇用者となって収入が安定していない場合や定職に就いていない場合など・・・とても援助を求める状況にもない可能性も大いにあり得るのです。

サ高住の入居費用の現実

ここで、「高齢者住宅」についての利用料金の実情について、少し触れさせて頂きたいと思います。

「高齢者住宅」は、そのサービス提供や施設の環境により、多岐に渡って分類され、利用料金も利用される施設のタイプによって格段の差が生じてきます。

今回は、その中でも「サービス付き高齢者住宅」(以下、サ高住と表記)に的を絞り、その実情についてご報告を致します。

(下図 国土交通省 住宅市場の調査報告書より抜粋)


純粋な「家賃相場」の平均値を示していることになります。
上の図は、国土交通省が発表しているサ高住の月額料金。その全国平均についての資料です。但し、上の平均料金には、食事等のサービス代金は含まれておりません。

実際のところ、別途料金として最低限「食事代」が必要となります。食事も施設によっては、1日3食を提供するところもあれば、1日2食朝食と夕食のみとして、昼食は別途自費で賄うところもあります。

札幌市内のサ高住に認定されている施設の約50施設を任意にピックアップし、その入居案内書から「食事代」の平均価格を割り出したところ一ヶ月で約44,000円という数字でした。

(但し、これは1日2食の施設も含んで平均しておりますので、1日3食とするならば月額約50,000円と考えた方が良いでしょう)

上記グラフの注釈には共益費を含む料金と表記されていますが、この共益費(管理費)についても、施設によって、非常に料金のバラツキが多いところでもあり、月5,000から約36,000円と施設の特徴やサービス内容によって大きな差が生じてきます。

そして、ここが格段に低価格の施設は、介護サービス費として別枠の必用料金設定をしている施設が多いのが目立ちます。更に、北海道の施設の大きな特徴として、冬期間に暖房費を別途徴収している施設も非常に多いのです。

又、施設によってサービスや施設利用料金の設定はまちまちとなりますが、水道・光熱費。中では洗濯機利用料、お風呂の入浴料に至るまで別料金として入居費用に加算される施設も少なくはありません。

そう考えていくと食事を含んだ利用料金は、最低でも一ヶ月約15、6万円。

これに別途サービスを受ければ、料金が加算されると思った方が良いでしょう。

料金はさておき、サ高住において一番心配なのが調理を自由に出来ないという点です。食事が付いて上げ膳据え膳なのは、非常に良いことのように感じますが、自分の好き勝手に調理が出来ない・自分の好きな物が食べられないといことにストレスを感じる方も少なくはありません。

又、人間にとって「食事を取る」という行為は、元気に生活を送る上で非常に大切な行動でもあるのです。

「今日は何を食べようか?」と自由に発想して食事を取ることに思いを馳せる行為は、少なからず脳に刺激を与えてくれます。

そして、料理をする作業では、食材を考えたり調理の手順を思い出したりする事が必用となり、更に脳に良い刺激を与えて老化現象(ボケ)を防ぐのにはとても重要な役割を果たしてくれるのです。

料理の機会を奪うということは、調理時の火災事故などの発生を制御が出来るのは確かなのですが、反面、健康寿命を引き延ばす面からすればどうなのでしょうか?考えさせられてしまいます。

そして施設を選択する時に、最も気をつけ理解をしておかなければいけない点が、施設毎に入居可能な条件が設定されている事。つまり、施設で許容する要介護の認定度合いや認知症の状態が異なっており、差があるという点です。

更にこれは、施設が定める要介護認定度合いの限度以下の状態で入居しても、入居中に介護状態が悪化してその限度を超えてしまった場合は、施設からの退去を余儀なくされ別の施設へと転居を求められるということを意味します。

つまり、サービス付き高齢者住宅は、最期の居所「終の棲家」となり得る可能性が非常に低いことを意味するのです。

次回では、今後予測される高齢者「住まい」の問題や「生活資金」に関して詳しくご説明を続けたいと思います。